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スタッフあいさつ

“13年間の折り返しも間近に”

センター長 福島ユニットセンター特任教授 福島県立医科大学 医学部 小児科学講座 准教授 橋本 浩一

「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」は、日本中で10万組の子どもたちとそのご両親に参加していただき、子どもが13歳になるまで成長を見守る大規模な疫学調査です。平成23年1月より環境省と日本各地の15地域とで実施されています。ほぼ、東日本大震災とともに歩んできたエコチル調査は平成29年1月で満6年となり、7年目に入りました。子どもたちは成長し、最初の年に生まれたエコチルキッズは夏頃には6歳となります。現在、2歳から5歳の子どもたちがエコチル調査に参加しています。早いもので、年長の児は折り返しに近づきつつあります。
 エコチル調査は全国では目標の妊婦さん10万人を達成し、福島県では1万3千人を超える妊婦さんにご協力をいただきました。この参加人数は福島県内の対象となる妊婦さんの「お二人に一人」であり、出生した1万3千人に近い子どもたちは、保育園、幼稚園、小学校においてクラスの半分がエコチルキッズという、「エコチル同級生」の中で育っていきます。
 また、福島県でのみ全県下でエコチル調査を実施し、参加者数が全国15ユニットの中で最も多く、半年ごとの質問票の返却率は4歳時点でも80%を超え、福島の参加者の皆さまの熱心なご協力が全国のエコチル調査を支えています。有難うございます。
 現在、全体の5%の方(福島では約650人)に無作為にご協力をお願いする詳細調査も順調に進められています。詳細調査での自宅訪問での環境調査(環境暴露評価)、医療機関等での医学的検査、精神神経発達検査では、ご家族の皆さま、医療機関の皆さまには大変お世話になっています。

「子どもの成育状況、子育て環境が少し見えてきました」

 80%を超える参加者からご回答いただいている全体調査の質問票の集計結果から、母親の喫煙や飲酒の状況、子どもと過ごす時間(パソコン・情報端末の使用時間等)、パートナーの育児への協力度、アレルギー疾患の罹患状況、身の回りの化学物資の使用状況、子ども達の睡眠時間などについて全国と福島のデータ比較もできるようになってきました。当ユニットセンターのニューズレターやホームページ「みんなの図書室」でもご覧いただけます。

「全世界が高い評価」

 環境省がエコチル調査を実施するきっかけとなったのは、1997年に米国マイアミで開催されたG8環境大臣会合において「子どもの健康と環境」に関する宣言(マイアミ宣言)が出されたことによります。その後、世界でこの問題の重要性が再認識され、日本のほか、ノルウェー、デンマーク、フランス、そして近年、韓国においても国家プロジェクトとして子どもの健康に関する疫学研究が開始されています。昨年(2016年5月)のG7富山環境大臣会合においては、子どもの環境保健に関する長期的で大規模な疫学調査の一つとしてエコチル調査が高く評価され、推進すべきとされました。

「震災後10年、20年と経過してゆく中で」

 福島のご家族のお一人おひとり、そして関係者の皆さまのご理解とご協力が世界的な国家プロジェクトであるエコチル調査を支えています。今後、震災後10年、20年と経過してゆく中で、必ず、「福島のあの頃の子育てはどうだったのだろうか?」、「環境の影響はどうだったのだろうか?」と振り返り、問うときが来ます。福島県におけるエコチル調査はその問いへの準備という社会的責任があります。エコチル調査福島ユニットセンターは参加者の皆さまの様々な思いに寄り添い、参加者、関係者の皆さまと一緒に子どもたちの成長を見守り、歩み続けていきます。そして、1人でも多くの皆さまが、子どもが13歳になるまで継続して参加いただくことが、未来への大きなプレゼントにつながります。
 折り返しで、一息つきたいところですが、子どもたちは日々成長しています。後れを取らないよう頑張りましょう。

平成29年3月

これからもよろしくお願い致します。

福島ユニットセンター副センター長  福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座教授 安村 誠司

 エコチル調査は、環境が子どもたちの発育に与える原因を明らかにすることにより、子どもたちが健康に成長していくことができる環境、また、安心して子育てができる環境を整えることを目的として、お母様となる妊婦様の他、児のお父様、さらに、誕生されたお子様を対象者とした、環境省による大規模かつ長期的な調査です。
 福島県立医科大学(福島ユニットセンター)でも、2011年1月から妊婦様へのリクルートを開始し、2015年3月末でリクルートは終了しました。これからも、お子様の健康状態を定期的にチェックさせて頂きます。福島ユニットセンターでは、専用コールセンターで、皆様からの調査に関する質問や子育てに関する相談をお受けし、対応させて頂いております。次世代、さらにその先の世代の健康に役立つ情報を明らかにし、将来の子どもの健康を守る研究に貢献していきたいと考えております。
 私どもスタッフも全力で頑張ってまいりますので、皆様方のご支援ご協力のほど、これからもよろしくお願い致します。

ありがとうございます。

福島ユニットセンター副センター長  福島県立医科大学小児科学講座教授 細矢光亮

 子どもを取り巻く生活環境が心身の成長発達に大きな影響を与えていることに異論はないと思います。しかし、養育環境以外の環境要因、たとえば化学物質が身体の発育、精神の発達、疾病の発生にどのような影響を与えているのか明らかではありません。環境省による「子どもの健康と環境に関する全国調査」は全国で生まれた10万人の子どもの健康を長期間にわたり調査する壮大な調査であり、この調査に参加できることに誇りを感じるとともに、その調査結果に大きな期待を寄せています。次世代の子どもたちにより良い環境を残すため、是非調査へのご理解とご協力をお願いいたします。

今後ともご協力ください。

福島ユニットセンター 副センター長 福島県医科大学 医学部 産婦人科学講座 教授藤森敬也

 平成23年1月から始まったエコチル調査も、皆様方の絶大なるご協力とご支援により平成26年3月末をもってリクルートが終了し、さらに平成27年の1月をもって全てのお母様方のお産も無事終わりました。途中、東日本大震災があり、平成24年10月からは福島県に住む全ての妊婦様が対象となり、合計13,000人を超える方にご参加いただきました。この参加者数は、全国15箇所のなかでトップです。これだけ沢山の方々にご参加いただけたのは、お母様方やお父様方のご協力はもちろんのこと、福島県内の産婦人科医療施設の産婦人科の先生、助産師さん、看護師さん、皆様のご協力なくては達成できませんでした。本当にありがとうございました。
今後も福島ユニットセンターやメディカルサポートセンターがサポートして参りますので、将来の子供たちの健やかな成長のための調査に今後ともご協力下さい。

皆様のご協力によりエコチル調査は支えられています

郡山事務所代表 横山公彦

 エコチル調査に対するご理解・ご協力、誠にありがとうございます。
 調査開始から6年が経過いたしました。この間、エコチル調査を通してお子様の成長の変化や育児に関して新たな気づきや知識等を得ることのできた方も少なからずいらしたのではないかと拝察いたします。
 申し上げるまでもなく、これまでもそしてこれからもエコチル調査を支えてくださるのは、この調査に参加していただいている保護者の皆様、関係医療機関、そして関係行政機関の皆様お一人お一人のご理解とご協力にほかなりません。
 私たちは、エコチル調査によって子どもの成長や健康に影響を与える「環境要因」が明らかとなり、有効な対策が講じられることにより子どもが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現を願って日々業務に取り組んでおります。
 そしてこれからも皆様とともに福島のエコチルキッズの成長を見守って参ります。引き続き調査終了までご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。

皆様のご協力はエコチル調査にとってかけがえのないものです

リスク管理責任者 福島県立医科大学 小児科学講座 医科大学助手 佐藤晶子

 東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故後の大変な時期に、『未来の子どもたちの子育てや環境のために』とお子様の妊娠中からエコチル調査に参加してくださっている皆様のお一人おひとりのお気持ちとそのご協力に、いつもスタッフ一同大変感謝しております。ありがとうございます。この調査から得られるものは、将来福島の子どもをはじめ、世界中の子どもたちがより安全・安心な環境で健やかに成長することに役立ちます。全国15か所のエコチル調査ユニットセンターの中で参加してくださっている方が一番多い福島の皆様お一人おひとりのご協力はかけがえのないものです。
 参加してくださっているお子さま方が13歳を迎えるのは、2020年開催予定の東京オリンピックより先の2024年から2027年にかけてです。福島ユニットセンターは、エコチル調査を通じて福島の子どもたちの成長を見守ります。皆様へは大変長い期間のご協力をお願いしておりますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

世界に誇る福島の妊婦

情報管理責任者  福島県立医科大学 医学部 産婦人科学講座 助手 経塚 標

 2011年にスタートしたエコチル調査は、未曽有の大震災、全県調査への移行など様々な困難を乗り越え、2014 年3月末をもって無事母親のリクルートが終了することができました。御協力いただいた妊婦様、旦那様、また多忙の中調査に協力いただいた医療施設の方々に深くお礼を申し上げます。また、福島ユニットセンター内の妊婦様に至っては、全県調査に移行したことにもよりますが、全国の参加者の 10%をも占めていることになり、今後の新たな知見が得られることに、非常に大きく貢献されることになると思います。私は福島でエコチル調査に協力された妊婦様が世界中にもたらす恩恵は多大なものと思います。

 これからは長期のこどものフォローになりますが、継続して調査にご協力いただくことが、福島のこどもたちを守る方法だと思っています。福島県の皆様ご協力よろしくお願いします。

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